Plateau

Isezaki, Jun, né en 1936 à Bizen

En 2012
Céramique, Grès
Vaisselle et ustensile de cuisine, Plateau
Don manuel : Isezaki, Jun

M.C. 2012-19

伊勢崎淳は2004年に、備前焼の伝統的技術「火襷」を代表する「人間国宝」に認定された。現在の岡山に近い伊部(備前)町の有名な陶工の家に、細工物の専門陶工伊勢崎陽山の子、茶道具の専門家伊勢崎満の弟として生まれた。父、兄とも岡山県重要無形文化財保持者に認定されている。伊勢崎淳は、15世紀に発達した技術と装飾の方法を使う。作品は、13世紀に彼の家の近くで発見された窯と同じ型の穴窯で焼かれる。躍動感があり力強いフォルムの作品は、火縄模様の切り込みや筋で強調されている。この模様は、米の藁(あるいは合成物質)で作品を覆って焼くと、それ自体は焼失するが、粘土の表面に赤みがかった跡を残すことで得られる。この盆もその例である。