French Pumpkin

Katsumata, Chieko, né en 1950 à Kyōto

En 2011
Céramique, Grès, Engobe
Don manuel : Galerie Tazawa

M.C. 2012-12

勝間田千恵子は建築科出身で、工業デザインの影響を強く受けている。1973年にフランスに来て、中国の紅釉の専門家フランス・フランクのもとで陶芸に開眼する。フランス国立応用芸術大学で授業を受け、京都に戻って大阪芸術大学で前衛陶芸家柳原睦夫のもとで学ぶ。色のついた化粧土を重ねる技術を完成させ、独特の材質感を出す。彼女の作品は自然が作る形への深い愛が込められている。チェルヌスキ美術館が所蔵する『フランス南瓜』はその好例で、どっしりとして開放的なた立体感を出している。国内外の多くの美術館に作品の展示がある。東京近代美術館や岐阜謙現代陶芸美術館などで見られる。