Bananier et moineau

Tsuji, Kakō 都路華香, né en 1870 à Kyōto, décédé en 1931

Vers 1920
Encre, Couleurs - Pigments, Soie
Peinture
H. 105.8 x l. 35.5 x H. 200 x l. 50.4 cm
Achat :
M.C. 2014-1

都路華香(1870-1931)の絵は、当美術館で2015年に中国の嶺南派とそれに影響を与えた日本画家についての展覧会を企画した際に購入され一般公開されて、1880年以降に日本で知られた墨絵の様々な流派が影響し合って総合されたことを物語っている。華香の師、幸野媒嶺(1844-1895)は、西洋の手本や技術が広まるのに反発して伝統的な絵画技術の教授に身を捧げた人物で、都路華香は京都の日本画を代表する大画家の一人となった。芭蕉の上の雀は、1920年ごろ描かれたものだが、彼がいかに柔軟なスタイルを備えていたかを物語る好例である。立体感溢れる鳥の表現は丸山四条派を思わせるが、単彩の芭蕉の処理は南画や、都路華香が特に執着していた禅僧による水墨画の流れに連なるものだ。芭蕉の葉は装飾的な処理で、大きなベタ塗りがジグザグの描き残しで分割されており、華香という芸術家に、もっと一般には京都の芸術に、琳派がもたらしたものを考えさせる。

Reference(s) : Mael Bellec, Actualités du musée Cernuschi, Arts asiatiques, 2015, t. 70, p.102
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