Chaleur de printemps

Kawabata, Gyokushō 川端玉章, né en 1842, décédé en 1913

En 1881
Soie, Encre, Couleurs - Pigments
Peinture
H. 144.7 x l. 57 cm
Achat :
M.C. 2011-22

一匹の眠そうな牝猫が藤の花の下に寝そべり、子猫たちがその腹の下で場所を争っている。蝶が何匹か、花に誘われてやってきて、木の周りを飛んでいる。それが、絵の構成に活気を与えている。この絵は非常に繊細で絵柄がはっきりしているところに特徴がある。猫たちの毛皮の表現、花の優美な色、タンポポの葉のギザギザ、蝶のはねの繊細な線。こうした細部は、没骨法で着色されたごつごつした木の幹という平易な表現と対照的だ。これは、日本画の代表的な作品で、19世紀末西洋絵画の技法を取り入れて新しい美学を築いた江戸時代の丸山四条の写実派の延長上にある。
川端玉章は1889年から1912年まで東京美術学校で教鞭を取り、その後は自らの名を冠した学校(川端学校)を設立してそこで写生を教えた。

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