Lutrin pliable (shokendai 書見台)

Anonyme

Entre 1573 et 1603
Bois (matériau), Laque, Nacre, Métal, Argenture
Pupitre
Insigne de la Compagnie de Jésus (IHS) sur fond de perles enlacées et motif de Kuzu
Achat :
M.C.2009-1

「南蛮様式」、つまりヨーロッパ人(狭義にはポルトガル人)との最初の交流から生まれた様式で製作されたこの書見台は、ミサの儀式で用いられるキリスト教の典礼具である。その形は日本や西洋の伝統的な書見台よりもむしろコーランを支えるためのイスラム教の品を模しているようだ。
持ち運びが楽なように、黒い漆を塗られた檜素材の二枚の板から成り、平蒔絵と螺鈿が施されている。
中央上部には輝く太陽が表現され、その光線の半分には螺鈿がちりばめられており、三角形の幾何学的形をしている。残りの半分の光線は金を施され、形は曲線で、熱い火花を表している。
IHSのモノグラムは中央、十字と聖心に打たれた3本の釘の間に位置し、「救い主イエズス」(Iesus Hominium Salvator)の略称、キリスト教徒の紋章と解される。残りの部分はといえば、表面はほぼすべて絡み合う真珠で吉兆の模様(七宝繋紋)に飾られており、裏は葛の花、縁は唐草文である。

 

Author of the record : マニュエラ・モスカティエロ
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