Sans titre

Yun, Hyong-Keun 윤형근, 尹亨根

En 2000
Papier
Peinture
H. 48.2 x l. 64.6 cm
M.C. 2015-14
Achat

ユン・ヒョンキュン(亨根)は、国際的認知を得た現代韓国美術運動、単色画を代表する芸術家である。

ユン・ヒョンキュン(伊亨根 1928-2007)は、「解放」芸術家、つまり日本による占領後に再開された大学に学ぶことのできた最初の世代の一人である。とはいえ、彼は1950年代ソウルの芸術界の高揚にはほとんど参画しなかった。彼の名が本当に頭角を表すのは1970年代、彼の抽象の仕事が、当時隆盛し始めていたモノクロの絵画との近似を認められたときである。この運動は、「単彩画」という名で知られており、韓国の批評家たちによってすぐに韓国精神を表現する初の現代的な抽象スタイルと認められた。
この運動の芸術家たちが共有しているのは、伝統芸術から受け継いだ問題にむすびついた、作品の制作に芸術家の身体と精神を参加させるという問題と画布の純粋に絵画的で二次元的な次元を否定する、素材に対する興味である。ユン・ヒョンキュンにあっては、これらは一般に群青色とバーントシェンナの顔料を使い、テレピン油に解いて、粗布や紙の上に湿った層を重ねるというやり方で現れる。また、群青とバーンドシェンナを使うことは水と土の結びつきを示し、象徴的にミクロコスモスを創造する。自分の絵に宇宙論的な次元を持たせるのも、朝鮮半島の芸術家にはよくあることだ。
ユン・ヒョンキュンは名声を勝ち得ていたが、それでも1980年から1982年の間、パリのアカデミー・ド・グランド・ショーミエールに学んだ。20年後、ある画廊での展覧会の際に彼はパリに立ち戻り、その機会にこの作品を紙の上に描いた。

Author of the record : Mael Bellec
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