Singes (원숭이, 猴)

Lee, Ung-no 이응노, 李應鲁

En 1977
Encre, Couleurs - Pigments, Papier
Peinture
H. 130 x l. 66.6 cm
M.C. 10388
Don manuel, Lee, Ung-no 이응노, 李應鲁

パリ東洋絵画アカデミーの設立は、現在も活動中の韓仏絵画の潮流の誕生を告げる事件である。

リー・ウンニョ (李應魯)(1904-1989)は、1950年代に始まる韓国現代美術の創設と発展の立役者であったと同時に、韓国とフランスの芸術家交流のシンボルであった。1964年に当時チェルヌスキ美術館館長だったヴァディム・エリセフの庇護のもとに、パリ東洋絵画アカデミーが創設され、西洋に墨絵の基礎を伝播して何百人もの生徒を養成し、そのなかの何人かは芸術家や蒐集家となった。
彼の授業は、1971年から1988年までの間、部分的に美術館の図書館で行われ、彼は弟子たちに描線と、墨、紙、筆といった道具の扱い方を指導した。教育の残りの部分は、構成の原則と自然を観察した後、再解釈する、ものの見方の習得にあてられていた。
1977年に制作された「猿」は、現実の表象と形式の探求の間のバランスを求める意欲を示している。ここでは、形式探求は、構成要素の繰り返しと霊長類のシルエットのグラフィック性、装飾性の重視が特徴である。この渦巻きと激しい色への好みは1970年代末に彼のアトリエで沈黙のなかで制作された作品の特徴ともなっており、最も個人的な制作と東洋絵画アカデミーのために制作されたものとの相互影響の印である。
この絵は、1980年代始めに、当美術館の部屋で行われた一連のデモンストレーション作品に属し、デモンストレーションの後、美術館に寄贈され、韓国絵画コレクションおよび今では130点を数えるリー・ウンニョ (李應魯)コレクションの萌芽となった。

Author of the record : Mael Bellec
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