Pivoines blanches

Chang, Yu 常玉, né en 1901 à Sichuan (province), décédé en 1966 à Paris

Peinture à l'huile
Achat :
M.C. 12364

動物と裸体の他に、花も常玉(サンユー)がよく取り上げた画題である。中国の花鳥のジャンルと西洋の静物画の両方に属するこのタイプの花の作品は、1930年代から1950年代の間に彼の作品のスタイルが深く刷新されたことを跡づけている。実際、1940年代以降、常玉は若い頃の作品に見られる鮮やかな色彩のただの丸い花束を捨てて、蓮、芍薬あるいはフィロデンドロンなど、長い茎を利用して凝った構成ができる鉢植えを描くようになる。そのパレットも根本から変化を遂げ、暗い色彩が基調になる。
白い芍薬の絵はこのターニングポイントに位置する。1954年のアンデパンダント展に出品されたもので、台湾国立歴史博物館所蔵の芍薬の絵数点と類似性がある。この作品では、明るい茶色がバックに塗られ、葉と花の周縁に隙間を残しつつ、もっと濃い茶色でカバーされている。同時に、花びらのクリーム色は白によって引き立てられている。
このような技術を合わせて使い、それまでの常玉の作品には見られない明るさをもたらす効果をあげている。1963年にパリ市のコレクションに入ったこの絵は、フランスの公的機関が存命中のアーチストから作品を買うという非常に珍しい例のひとつである。

Reference(s) : エリック・ルフェーヴル, 『パリの中国人芸術家』 パリミュゼ, 2011
 ISBN 978-2-7596-0175-2
LPDP_53742-1
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