Petit plat

Entre 907 et 960
Grès, Céramique tournée, Glaçure = Couverte, Céladon, Décor peint sous couverte
Plat
Don manuel : Beurdeley, Jean-Michel

M.C. 9947

この魅力的な皿には、開いた蓮の花の優美な模様があり、めしべと花びらが軽く浮上がり薄い彩色で強調されている。この手の浮上がりはまだ柔らかい粘土に型を押し当てて得られたものだ。型が保存されている。このような皿にはたいてい、蓮の花が、これよりもはっきりしていたりしていなかったり、色も濃かったり薄かったりするが描かれている。チェルヌスキ美術館の皿は、開口部が波形になっており、五代王朝(907-960年)時代および宋(960-1279年)の繊細な作品を予告している。

Reference(s) : 『アジア芸術: バードレイ&カンパニー・コレクション』(パリ,ドルオ,1997年12月11-12 日)N°111
ジル・ベガン,「チェルヌスキ美術館の活動」 Arts Asiatiques (アジア芸術),1998年 53号 p.93
『館蔵瓷器 長沙窯』台北,国立歴史博物館 1996年 p.33, 39, 157,図版83。