Paysage de neige

Qian, Du 錢杜

En 1818
Papier, Encre
Peinture
H. 130.3 x l. 26.2 cm
Poème en haut à droite (quatrain heptasyllabique), daté et signé "Qian Shumei" 錢叔美 et suivi de deux sceaux de l'artiste.; 青峰草堂; 錢叔美; 松壺詩畫
M.C. 2008-4
Don manuel, Société des Amis du musée Cernuschi

款識:地鑪新爇通紅火,塔院時來寐歷鐘。滿屋芋香人未寢,坐聽風雪打杉松。此記前年在白下陶谷慶歲所作。山居風味每下筆時輙憶及之,觀者勿哂其胸次寒陋也。嘉慶戊寅十月望後。錢叔美并題記。
 印:1.青峰草堂(白文) 2.錢叔美(朱文) 3.松壺詩畫(白文)
 
錢杜(せんとう /スィエントゥー)は、浙江省杭州の裕福な家庭の出身で、幼いころから絵画に親しんだ。家にあった絵画の他に、旅が錢杜の絵を養った。彼の文学作品と絵画作品は、太平天国の乱が起こる前夜、江南では文化生活と芸術創造が活発に続いていたことを教えてくれる。
この山水画では、雪に覆われた頂の下、大きな末の林に守られた小屋の中に独りの人物が座っている。この構成は、細くて長い独特な判型を最大限に利用している。松林の作る塊は、画面の高いところで山並みによって繰り返される。詩はたいへん素朴で、冬の厳しわとよくマッチしている。近くにある囲炉裏、煮炊きされる野菜の匂い、木々の枝を揺する風の音が感じられる。錢杜、1816年に南京の近くにある白下を通ったときの思い出としてこの絵を書いたとして状況をが詳述している。
錢杜は書を 虞世南 (ユーシーナン 558-638)と  褚遂良 (シュースイリャン 597-658に学び、惲 寿平(うん じゅへい/ィンシャオピン)の優雅な書法を範とした。その絵画技法は、極めて精密で、呉派、とくに文徴明を想起させる。 錢杜の家には文徴明の絵があり、それを研究する機会が持てた。このことは錢杜のスタイルの形成に決定的な役割を果たした。 惲 寿平(うん じゅへい)の書と文徴明の絵は洗練されたモデルであり、錢杜はその筆致の繊細さで師たちを超えようと務めたようだ。

Reference(s) : エリック・ルフェーヴル『中国絵画の6世紀,チェルヌスキ美術館修復作品』 パリミュゼ 2008年, p.98-99
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