Vase gui 簋

Anonyme

Entre -899 et -700
Bronze, Fonte, Fonte au moule
Vaisselle et ustensile de cuisine, Vase, Objet religieux
Achat :
M.C. 8809

この容器は、下に向って膨らんでおり、龍の形をした大きな持ち手がついている。龍は、耳は翼のような形で、鳥を呑み込もうとしている。鳥は翼の下のほうしか見えない。西周の終りごろ、これのような簋(き)は平行六面体の幅広の台座と合体した。
周の初めには、商時代に使われていたテーマを継承する動物の装飾が見られるが、9世紀になると装飾言語が新しくなり、緩く盛り上がる幾何学的模様が裸の背景から浮くようになり、動物の形が起源であったことはおぼろげにしかわからなくなる。ここでは、波打つ幅広の帯状の線が大きな三角形の輪郭を定め、そのなかに純粋に装飾でしかないものが入っている。これが先行する時代には動物の顔面であったものの最後の姿である。首の文様帯の曲線状に加工された模様も同様で、かつてはこの場所にみられた龍の遠い谺である。

Reference(s) : ジル・ベガン,『チェルヌスキ美術館のアジア芸術』, パリ,Paris-Musées(パリミュゼ)/Findakly(フィンダクリ)刊, 2000年, p.50。
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