Ermite dans la forêt

Zhang, Daqian 張大千, né en 1899, décédé en 1983

Entre 1945
Papier, Encre, Couleurs - Pigments
Peinture
H. 217.4 x l. 82.8 cm
大千居士爰; 張爰之印; 大千; 大千豪髮; 大風堂
Don manuel : Guo, Youshou 郭有守, Docteur
M.C. 8710

款識:少有道氣,終興俗違。亂山喬木,碧苔芳暉。乙西七月初三日聞佞寇來降寫此快極。大千居士爰。
印 : 1. 張爰之印 (白文)  2. 大千 (朱文)  3. 大千豪髪 (白文)  4. 大風堂 (朱文)
訳 :
「若い頃、私は道の精神を持っており
世から隠遁した。
皇帝入り乱れて立つ山々、丈高い木々
緑の苔、芳しい光」
乙西(1945)年七月三日、日本の降伏が近いと聞いて、我が喜びは頂点に至る。隠者大千。 元
この絵につけられた詩句は自然との個人的で直接的な関係を詠っている。また、景色の構成は様々な古い作品を複雑に最解釈した結果である。木々の間に迷い込み滝を眺める孤独者はクリーヴランド美術館に所蔵されている陳洪綬(チェンシェンホウ)の絵をもとにしている。しかし陳 洪綬の作品の絵画技法は、張大千(チャンダーチェン)のものとは根本的に異なっている。明の巨匠の山々の尖った線の代わりに、張大山が使うのは宋の手本から派生した点描と点である。陳洪綬の作品にはない丈の高い歪んだ形の松の着想の元になったのは、おそらく宋の王詵  1048年ごろ – 1103年ごろ) である。 張大千が描いた王詵(ワンシェン)の贋作にチェルヌスキ美術館の絵をそのまま古くしたようなものがある。この贋作と陳洪綬の絵を結びつけたのは復沈(フーチェン)だが、彼は張大千の作品の意表をつく性格を強調している。明の時代の作品と宋から派生したスタイルの出会いが、古くなった絹の上に描かれた宋の絵の贋作と紙に描いた張大千のオリジナルな絵の制作に同時に至りつくのである。葉の清新さと多色使い、木々の様式化された技法は張大千のオリジナルの絵に近代的なトーンを与えている。文人は陳洪綬の絵のように座ってはおらず、張大千に特有の姿勢で半分横になって、滝を眺め続けている。

Reference(s) : マリー=テレーズ・ボボ, 『チェルヌスキ美術館 : 現代中国書画コレクション』チェルヌスキ美術館コレクション, アランソン, アランソン印刷 1985年
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