Huaisu écrivant sur une feuille de bananier

Wang, Zhen 王震, né en 1867 à Zhejiang (province), décédé en 1938

En 1922
Papier, Encre, Couleurs - Pigments
Peinture, Calligraphie
H. 134 x l. 33.2 cm
Don manuel : Société des Amis du musée Cernuschi
M.C. 2010-3

これは円熟期の作品である。中国の歴史上最も有名な書家の1人で狂草書の達人である懐素(フアイスー)を絵に描くのは古くからある伝統である。 陶穀(タオグー 903-970)による懐素の伝記によれば、この僧は自分の隠居の周りに芭蕉を植え、その葉を書に使ったという。この逸話自体が絵のテーマとなり、とりわけ任頤(じんい / レン・ボニアン)はこれを好んだ。
王震(ワン・ジェン 王一亭)のこの絵は前景の河岸と後景の竹に共通の力動感ある筆致が特徴的である。この構図の概略は、メトロポリタン美術館所蔵の竹林の前にいる2匹の山羊を描いた1914年の絵と比較できよう。 書道の筆運びに借りた力で描かれたこの線とは対照を成して、僧の顔は没骨の技法で描かれており、目と髭の細部は軽い筆で扱われている。前景に見て取れる平塗りの技法は、1924年の風景画の岩の塊を描くのにも使われている。この絵は、人物画のジャンルと山水画の技法との巧みな総合である。構図は極めて動的で、今はメトロポリタン美術館に収められている、旧 R・エルスウォース コレクションの山水画のなかの菩提達磨の大きな絵の構図を思わせる。この絵の印はギメ美術館の菩提達磨の大きな絵のそれと比較できよう。

Reference(s) : エリック・ルフェーヴル, 『上海派』 フォン, 2001, p.62
ウォン 2006, p.78-79
ラウアー 2008
LPDP_50143-10
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