Liserons rouges

Qi, Baishi 齊白石, né en 1864, décédé en 1957

Entre 1950
Papier, Encre, Couleurs - Pigments
Peinture
H. 95.9 x l. 35.8 cm
八十八歲白石老人; 白石翁; 五零年八十八
Don manuel : Guo, Youshou 郭有守, Docteur
M.C. 8727

この墨の変化が作る難解な構図は、頂点に弾けるような赤色の丸葉朝顔の花を頂いている。この大胆な色使いは、 後期になって斉白石(さいはくせき/ チーバイシー)の作品に顕著になった。実際、彼が陳 衡恪(ちん こうかく/ チェン ホンコー)の勧めで呉昌碩(ごしょうせき/ウーチャンシャオ)の作品に親しんだのは、1917年に北京に来た後のことだ。プラムの花に色を付けるのに西洋の赤色を 使ったことは、呉昌碩が墨絵に導入した主な刷新のひとつである。 20年代には、それが斉白石が自分の絵の方法を変えるために始めた探求の構成要素の1つとなる。 やがて「紅花墨葉」(赤い花と墨の葉)の激しいコントラストは斉白石の作品の特徴のひとつとして認められるようになる。輪郭線なしに直接色の塗られた らっぱの形の花冠という変わった表現は、北京中央学院に保存されていた作品が示すように、30年代に現れた。ここでは、花びらに強い赤を使ったことが、もっと軽い赤と多少なりとも深さを持つ葉の墨を使うことで抑揚をつけられて、構成にリズムを刻んでいる。墨と色彩の関係はここで完成した表現となっている。

Reference(s) : ジル・ベガン(監修)『チェルヌスキ美術館のアジア芸術』, パリ,Paris-Musées(パリミュゼ)/Findakly(フィンダクリ)刊, 2000年, p.164
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