Lotus rouges

Qi, Baishi 齊白石, né en 1864, décédé en 1957

Entre 1930 et 1939
Papier, Encre, Couleurs - Pigments
Peinture
H. 104 x l. 39 cm
"Réalisé dans l'ancienne capitale (Pékin) par le maître du cabinet littéraire Jieshan"
Don manuel : Coffy de Boideffre, Marie-Joseph, Maître
M.C. 2004-2

斉白石(チーバイシー)の作品は山水画、花鳥画、人物画としてまとめられる中国絵画の伝統的なジャンルに収まる。しかしながら、彼は蟹や海老のようないくつかの主題を偏愛したので、世界に動物や植物を投入して個人的なテーマ体系でそれを塗り替えることになった。逆も同じで、画家たちがよく描く主題、たとえば蓮にしても、モチーフを繰り返すことによって、蓮をその変転のうちに捕らえることができるようになる。
乾いた茎と裂け目が乾いた筆致を使って表現される、秋の枯れた蓮や広い墨のべた塗りがよく伸びた葉を表す夏の蓮の絵とは違い、ここに描かれているのは秋の花の状態である。
まだ空に向って立っている蓮は既に花びらが落ち、別の花は地面の方へ垂れ下がっている。葉が干涸びて内側に丸まり始めると、葉の表と裏の色と質感の違いが特別興味を惹く。葉が丸まって表と裏が同じ面に見え、それを分けるのはただ色のみ。不思議に似通った葉脈が、表と裏とで逆になる。要するに、この色の対照は正と負の交替であり、作品に一貫性を与えているのだ。
「鵲」と同様、この絵は斉白石の晩年の特徴を示している。絵は「借山吟館主者」と署名されており、借山吟館は画家が20年代以降、定期的に滞在した庵を指している。 また、中国美術館に同じ主題の作品が収蔵されていることも指摘しておこう。

Reference(s) : ジル・ベガン(監修)『チェルヌスキ美術館,1993-2004の中国美術取得作品』Paris-Musées(パリミュゼ)/Findakly(フィンダクリ)刊, 2005, p.146-147
エリック・フフェーヴル, 『パリの中国芸術』, 2011年, p.26, 50, 52, 118
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