Porte-miroir (jingjia 鏡架) en forme de rhinocéros

Anonyme

Bronze, Fonte à la cire perdue, Dorure
Objet de toilette, Miroir, Statuette
Legs : Cernuschi, Henri
M.C. 947

この鏡入れの装飾、三日月を付けた丸彫りの動物は、犀牛の化身で、古代中国の動物の形をした器にはよくあるものだった。実際、島の上 ー あるいは土砂の上ーで月を眺めている犀牛のモチーフは、 12世紀から14世紀の鏡を飾っている。それは南部の月を眺める牛のテーマが変奏された形だ。こちらでは三日月が様式化された雲の上に覘いている。丸い鏡が三日月と合わさると満月になるようになっている。同じ装飾の宋の鏡がひとつ、 洪武 (1328-1398)年間の墓から見つかっている。
似たようなもの (ロンドン、ヴィクトリア&アルバート美術館)がローズ・ケアの作品の表しを飾って以来、この手の鏡入れをすべて元の時代のものとする倣いになっている。重い瞼に囲まれたの平面的な目はどこにも見当たらないが、私には南京にある明の墓への通り道にある表象を思い出させる。一方、一種のまつげに囲まれた目は、15世紀後半の動物の像に見いだせる。このイコノグラフィーが持続したと考えるなら、他の鏡入れに見られるように、犀牛は15世紀以降、龍の頭とウロコのついた四つ足動物、麒麟に取って代わられる。

Reference(s) : 南京市博物館 『明中山王徐达家族墓』, in 文物, 1993,n°2, ill.27, p.68

ローズ・ケア, 『後期中国青銅器』, ロンドン: バンブーパブリッシング, ヴィクトリア&アルバート美術館, 極東シリーズ, 1990