Pot à eau fraîche (mizusashi 水差し) en forme de cloche

Arita (centre de production céramique)

Entre 1680 et 1700
Porcelaine, Bleu sous couverte
Pot à eau
H. 22 x D. 12 cm
Legs : Cernuschi, Henri
M.C. 2893

17世紀の日本でとても流行した中国陶磁の影響を受け、この白磁の水差しはコバルトブルーの染め付けで、水平に配置された幾何学的で自然をモチーフとするバラエティ豊かな模様が描かれている。その形は日本の寺院に吊るされている青銅の鐘(梵鐘)を思わせる。梵鐘は、中国に由来するもので、僧侶たちを祈祷に呼ぶために鎚を用いて衝くのである。
唐草文と呼ばれる葉のアラベスク模様と図案化した雲に取り巻かれた三本の爪の龍と円の中の鳳凰もまた中国の模倣で、唐草文は土台と上部の縁と唐獅子の形の突起の周りの蓋の頂点を飾り、龍と鳳凰は鐘の突起部を思わせる浮彫りになった小さい花の装飾と交互になっている。茶の湯で使われる道具のなかで必要不可欠のこの種の壷は、漆器でつくられることもあり、熱い湯を冷まして薄茶にちょうど良い温度にするのに使われる。道具の拝見はお茶の儀式の大事な部分で、そこでは一つ一つの道具に参加者全員が注意深い視線をそそぐ。

 

Author of the record : マニュエラ・モスカティエロ
LPDP_53680-13
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