Situle thố

Entre -300 et -50
Bronze
Crachoir
H. 16.7 x D. 21 cm
Don fouilles : Janse, Robert Ture Olov; Mission Janse Indochine (1934-1935)
M.C. 8010

トー型シテュールの特徴は、円錐台形型の胴、上に向って軽く口の広がった見込、丸く大きく広がった脚と開口部のまわりに平たいつばが広がっていて、その上に二つ垂直に小さい耳がついていることだ。胴は細く浮き上がった縦の縞の四本の帯で飾られている。つばには真ん中に点のある円を接線でつないだ模様の文様帯が広がっている。この二つの模様は、タプ型シテュール、銅鼓、斧の刃など、ドンソン文化の青銅の品々に現れる装飾言語に属している。
トー型シテュールはドンソン文化の墓所に副葬品として置かれた青銅の家具の典型である。タプ型シテュールとは異なり、蓋がついてなく、ベテルのかみたばこを噛んだときに痰壷として使われたようだ。トーの装飾はシンプルな幾何学模様であることが多く、象徴的な動物や戦士を載せた舟や儀式の場面はタプ型シテュールや銅鼓にしか現れない。トー型シテュールは紀元前後まで使われたようだが、そのころには平行して煉瓦の地下墓室に埋葬する新しい方法が現れ、中国文化の影響が大きくなることを示している。

Reference(s) : オロフ・ヤンセ 『インドシナにおける考古学調査』 第3巻、ドンソン(タンホア、アンナン)の古民家、ブリュージュ、 ベルギー高等中国研究所, 1958.p.55
ヘレン・ラヴデイ  『ベトナム チェルヌスキ美術館のベトナムコレクション』 パリ、Paris-Muséés (パリミュゼ);Findakly(フィンダクリ)刊, 2006. p.46-47
ルイ・バザシエ、『先史時代から中国占領終了までのベトナム』 極東考古学の手引き 第一部 東南アジア、第2巻、ファクシミリ1 Editions A. et J. Picard(A&J・ピカール社刊、パリ 1972年 p. 143-146.
(共同執筆), 『コーヴァット ベトナム 古代ベトナム』 ベトナム国立歴史博物館、ハノイ 2003. p.62
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