Coq

Shimomura, Ryōnosuke 下村良之介, né en 1923 à Ōsaka, décédé en 1998

Entre 1955 et 1959
Toile (matériau), Encre, Couleurs - Pigments
Peinture
H. 103.8 x l. 83 cm
Don manuel : Shimomura, Shizue
M.C. 2014-24

下村良之助(1923-1998)の作品8点は、下村しずえ夫人の寄贈により当館に入り、20世紀項半に伝統絵画の流れが到達したものに光をあてている。下村良之助は、大阪出身。現在の京都芸術大学の前身となる学校で勉強した後、前衛運動パンリアル芸術協会を1948年に他の若手日本画家とともに創立する。その目的は停滞の兆候を見せていた日本画に革命を起こすことだった。島村は、主題は伝統を受け継ぎ、今までにないテクニックを用いることで新風を吹き込もうとした。その作品は、1950年代以降、グラフィックデザインと、キュービズムから引き継いだ、根底にある幾何学的構成への好みを示している。平行して50年代の終りに、彼は紙粘土をベースにした、デッサンとレリーフの両方にまたがるテクニックを開発する。模様の一部あるいは全部を紙粘土につけてプリントし、胡粉と木版画と絵の具を使った伝統的なテクニックを合体させて用いた。その作品の主なモチーフは、大きく羽を広げた一羽の鳥である。 しかし、1970年代と1980年代初めの複数の作品は、マチエールの効果と闘鶏という、主題に特徴がある。この主題は、初期日本画の大家の一人、竹内栖鳳(1864-1942)が扱ったものだ。が、下村は、様式化した描き方をすることで竹内栖鳳との差をつけている。様式化は、彼の描く女性についても言える。17世紀に現れた美人画を、1920年代に宇田 荻邨(1896-1980)が打ち立てたカリカチュアの系譜に連なる。

Reference(s) : Mael Bellec, Actualités du musée Cernuschi, Arts asiatiques, 2015, t.70, p. 102-103
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