Bodhisattva Avalokiteśvara (Guanyin 觀音)

Anonyme

Entre 1368 et 1644
Bois (matériau), Polychromie
Objet religieux
Don manuel : Schulmann, Josette; Schulmann, Théo

M.C. 9944

仏はインドの 南海にあるとされた島、その住居である補陀落山の頂点に遊戯座で座っている。この形の菩薩、観音菩薩は観音経(妙法蓮華経)に描かれている。観音経は中国語への翻訳が5世紀から8世紀の間に3つの確認されている。この「南海観音」の表象は、10世紀から14世紀に極めて多く、特に太源と五台山という2つの重要な仏教遺跡のある山西省に多い。最も完成したものはおそらく金(1115-1234年)の時代のものである。シュルマン・コレクションから来たこの大きな観音はもっと最近のもので、14、15世紀にこの図像と様式が継続していたことを物語っている。

Reference(s) : ジル・ベガン,「チェルヌスキ美術館の活動」Arts Asiatiques (アジア芸術),1998年 53号 p.87
ジル・ベガン(監修)『チェルヌスキ美術館,1993-2004の中国美術取得作品』Paris-Musées(パリミュゼ)/Findakly(フィンダクリ)刊, 2005, p.135