Falaise et pins, cascade en suspens

Zhu, Henian

Entre 1813
Papier, Encre
Peinture
H. 115.5 x l. 35.6 cm
En haut à droite, inscription de Zhu Henian suivie de deux sceaux du peintre; 羅浮山民朱鶴年; 鶴年; 野雲
M.C. 2008-17
Don manuel, Fondation Antoni Laurent

朱鶴年 (チューフーニェ1760-1834)は江蘇省 泰州 の生まれで北京で活躍した。その名は朱昂之(チューアンチー) と 朱本(チューベン)と共に、三朱派を形成した。
朱鶴年の多くの絵が翁方綱(ウンカンカン)や伊秉綬(イービンショウ)、阮元(リュウユエン)のような文人として著名であった人々に捧げられていることが、朱鶴年の絵の高尚な性格を語っている。そのスタイルは、伝統技法を巧みに使いこなし、過去の大家たちの作品を熟知していた。しかしながら、 崖と松と滝を描いたこの絵につけられた銘は、彼の手本となる絵に対する関係を逆説的に語っている。作品に付けられた奥付はには、この作品は天台山を描いた凡庸な絵を見て、 唐の詩人、陸龜蒙(ルーググイマン)の描写 ( ?- 881)に及ばないと思ったところから描かれたとある。ある蒐集家の家で、この作品を見てがっかりし、画家は自分の創造に任せて大きな松を表象しようとした。
チェルヌスキ美術館友の会により寄贈されたこの絵は、岩の塊の乾いた筆遣いが天津美術館所蔵の作品とよく似ている。大きな木々の塊が中心軸になる構成も朱鶴年の代表作、『万巻書楼図』に使われている。
 

Reference(s) : エリック・ルフェーヴル『中国絵画の6世紀,チェルヌスキ美術館修復作品』 パリミュゼ 2008年,
 ISBN : 978-2-7596-0075-5
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