Tête de Buddha

Anonyme

Entre 589 et 618
Pierre, Polychromie
Statue
Don manuel : Loo, Ching-Tsai 卢芹斋

M.C. 5837

この仏頭は、有名な商人ルー・チン=ツァイ(1880-1957)によって寄贈された。「蝸牛」状の髷から縁覚であることがわかる。縁覚は、自分の力で悟りを開いた者で、輪廻から自由になるための方法を創造物に説教する願いを持っていない。大乗仏教では、縁覚は仏陀と菩薩の間に位置づけられる。なので、いくつか身体に仏性の徴を持っている。白毫(びゃくごう)が、額に見えている。かつては石が嵌められていたのだろう。縁覚は、釈迦牟尼が妙法蓮華去を説くのを聞いている者の中にいる。マリー=マドレーヌ・ワンニーク寄贈の石碑がそれを示している(560年、北齊、M.C.8763-a)。