Vase (kabin)

Kiyomizu, Rokubei, VI, né en 1901 à Kyōto, décédé en 1980 à Kyōto

Vers 1950
Grès, Engobe
Vase
Don manuel : Kiyomizu, Rokubei, VI

M.C. 8752

この花瓶は作った本人によって1950年にチェルヌスキ美術館とヴァロリス美術館で行われた展覧会に貸し出されたものだ。カタログには清水六兵衛六世は「正当派の陶芸家」とされて「正当派陶芸家の最年長者」板谷波山と清水六和の後に紹介されている。「京都市立絵画専門学校卒業。1927年以来、日展に出品。グランプリ2回。審査員を務める。京都陶芸家クラブ所属〔…〕」と、六兵衛の数々の栄誉や受賞歴を列挙し、この花瓶の技術は六兵衛の家に伝わるもの」と明示している。濱田庄司(1894-1978)とバーナード・リーチ(1887-1979)が代表する民藝運動の影響が感じられる。濱田庄司自身は別のセクション、「民衆的工芸の刷新運動」に、河井寛次郎(1890-1966)と船木道忠とならんで分類されている。1961年に、六兵衛六世は国営セーヴル製陶所で行われた京都現代陶芸家作品展示会」に参加する。カタログにはこのように書かれている。「彼は京都の伝統的陶芸を引き継いだ。釉薬(緑、黄色、青)の作品を多数作り、今日では素朴な感覚の陶磁器を作ろうとしている。
 

Author of the record : ミシェル・モキュエ