Coupelle

Anonyme

Entre 900 et 907
Grès, Céramique tournée, Glaçure = Couverte, Céladon, Décor peint sous couverte
Vaisselle et ustensile de cuisine, Coupelle
Don manuel : Beurdeley, Jean-Michel

M.C. 2000-2

軽く緑色がかったベージュ色をしたこの杯は、カリグラフィーを真似たアラベスク模様の濃い茶色の装飾と開口部の内側と外側に馬のついた3つの楕円がついている。アラベスクの装飾はメイインタン コレクションの長沙の杯にも、対パイの故宮博物館の別の2つの杯にもある。チェルヌスキ美術館のものと類似の杯がP.ニクラマラトナ氏によって1つは大英博物館に、もう1つは彼の妻ナンシーの思い出のためにヴィクトリア&アルバート美術館に寄贈された。この独創的な装飾の起源は、たぶん植物模様がだんだんと様式した結果であろう。

Reference(s) : ジル・ベガン,「チェルヌスキ美術館の活動」Arts Asiatiques (アジア芸術),2001年 51号 p.133-134
レジーナ・クラール 『Meyintanngコレクションの中国陶磁器』第1巻,p.102-103, N°166
『館蔵瓷器 長沙窯』 台北,国立歴史博物館 1996年 p.154-155,図版80, 81,p.23, 41。
佐藤雅彦,長谷部楽爾,『世界陶磁全集 隋・唐』 東京,小学館,1976年 第 11 巻 p.275  図版252。