Vase fanglei 方罍

Anonyme

Entre -1200 et -1100
Bronze, Fonte, Fonte au moule
Vaisselle et ustensile de cuisine, Vase, Objet religieux
Donation (acte notarié) : Société Airbus
M.C. 2000-9

この作品は安陽(紀元前1300-1050年)時代の典型的な方罍(ファンレイ)である。耳が3つある。2つは肩の高さにあって、容器を持ち上げるのに使えるようになっている。3つ目は、膨らんだ部分の下にあり、牛の頭の飾りがついている。肩の高さでは、大きく盛り上がった牡羊の面が容器の正面を飾っている。残りの部分は非常に盛り上がりのゆるい模様が作品全体を覆っている。すべてが商の時代に使われていたテーマの範疇に入る。どのテーマがどれくらい使われているかは他の古代のファンレイと細かく比較することができる。土台の両側に、二頭の夔(キ)龍の頭が、鏡のように配置され、渋面の饕餮(とうてつ)文を描いている。大きな三角形は、蝉の羽と解釈する者もあるが、不死の証で、器の膨らんだ部分を飾っている。大きな角をそなえた饕餮(とうてつ)の大きな顔面像が内側のスペースを飾っている。上の方では、肩の下には帯状に、渦巻き紋様が他の饕餮(とうてつ)文と交互に現れる。厳密に言う肩の上には、体を弓なりにして口を開け、鋭い歯をもった大きな龍たちが広い帯に広がっている。首と蓋には器の胴にある模様と同じものが現れる。
これらすべての要素が雷を表す四角い渦巻き(雷紋)の背景から浮き上がっている。絵の読みやすさと浮き上がりが浅いことから、これは紀元前12世紀のもので、模様の凹凸が激しくなる商王朝末期の特徴を呈する大部分の方罍(ファンレイ)よりも以前のものと思われる。首の内側には先祖の名前を記している二文字がある。美しい深緑色の緑青は部分的にやすりがかけられて、斑点がある印象を与えている。1930年代に見られた流行で、とりわけ日本人の愛好家に評価された。

Reference(s) : 『チェルヌスキ美術館,1993-2004の中国美術取得作品』Paris-Musées(パリミュゼ)/Findakly(フィンダクリ)刊, 2005, p.24-25。
『彫刻としての翡翠』セント・ポール,ミネソタ美術館/ インディアナポリス,インディアナポリス美術館,1975年,図版8
クリスチャン・デイディエ,『古代青銅器,古代中国青銅器 I 夏・商』 パリ,Arhis,1995年,pl.69。
クリスチャン・デイディエ,「中国とヒマラヤの美術(紀元前14世紀から紀元後15世紀)」,パリ/ロンドン,オリエンタル・ブロンズ社, 1997年,2番。
ジル・ベガン,「チェルヌスキ美術館の活動」Arts Asiatiques (アジア芸術),2001年,56号。p.129-131。
 
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