Paysage indomptable

Lebadang

En 1972
Peinture à l'huile
Peinture
H. 116 x l. 89.2 cm
Phong cảnh bất khuất
M.C. 2015-22
, Lebadang, Myshu

ベトナム出身のフランス人芸術家、ルバダン( 黎白璗)は、18歳のときからフランスで生きたが遠く離れているにもかかわらず、出身国に強い文化的な絆と愛着を持っていた。
1969年に、共産主義の北ベトナムとアメリカに後押しされた南ベトナムが対立する紛争がおこったとき、彼は憤怒した。
1月に選ばれたニクソン大統領は軍隊を撤退させると言う。暴力は頂点を極め、洪水のように映像が精神を襲い、反対運動の風が吹き荒れる。パリで、ルバダンは戦いの展開を遠くから追っていた。フランスからの独立戦争とそれに続く内戦で荒れた故郷を捨てて30年が経っていた。1972年に、パリで行われた和平交渉が進み、1973年1月にパリ平和協定の調印に至る。
悲嘆が希望と並んだこの転換期に、ルバダンは『御しがたい風景』(1969-1973)と名付けられた一連の油絵を使って自分の張り裂ける気持を表現した。混沌とした自然、黒く切り立った崖、激しい泡立ち、絵の具の険悪な跳ね返りが赤い一本の線に貫かれている。それは唯一の際立った色調で、はかないが鋭い激しい希望であり、険しい山を北から南に貫いた秘密の道路網で共産軍の物資供給が通るホーチミン・ルートを示している。塗られた画布の表面に非常に流れるような墨の跡がさっとつけられている。この線の力強さは東洋の書道に通じるものだが、主題が消えて筆遣いや創造プロセスの方が優先されているのは、ルバダンが同時代の芸術文化に浸っていたことを語っている。

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