Grand bol en céramique punch'ŏng

Shin, Gyung-kyun 신경균

En 2011
Grès, Engobe
Bol
D. 38.2 x H. 20.2 cm
M.C. 2014-19
Achat

Musée Cernuschi, 5ème niveau (Mezzanine), salle Sui, vitrine 6

多くの現代韓国陶芸家と同じく、シン・ギュンキュンは自分の作品を制作するのに古来からの技術を自分なりに使いこなす。
 

中国の焼物の形や技術に影響を受けながらも、朝鮮の陶工たちは高麗(918-1392)時代からすでに新しい工程を生み出し、中国とも日本とも異なる独自の美学を築いていた。主な発明には、象眼の装飾のついた青磁、そこから派生した粉青沙器、朝鮮のシンボルともなった磁器の月壷がある。
この歴史を誇り、文化において断絶よりも継続を重んじる価値観から、多くの現代陶芸家が今もこれらを作りつづけている。シン・ギュンキュン(1964-)もその一人で、生まれ故郷韓国の火の芸術の技術や特徴的形を我が物とし再解釈する。韓国粉青沙器に想を汲んだこの作品はその例である。
明るいエンゴーベをむらなくつけるやり方は、朝鮮時代(1392-1910)の前半の磁器に明らかな先例がある。しかしながら、エンゴーベをつけるときに一方で筆を大きく使い、もう一方で芸術家の指を使うやり方は、控えめな現代性を模様に与えている。同じように、この器の形は昔作られた俵壷型と同じだが、企画外れのその大きさが使用には適さず、磁器の伝統の地位が変わったことを強調している。かつての日用の道具はギャラリーで売られるコレクションのための作品となったのである。

 

Référence(s) : マエル・ベレック、『チェルヌスキ美術館の現在』Arts asiatiques(アジア芸術), 2015, 70号 p.108
Auteur du fichier : Mael Bellec
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