Epitaphe de Yi Kyŏngjik (1577-1640)

Vers 1640
Porcelaine
Epitaphe
M.C. 2017-35
Don manuel, Carroll, Joseph P., French American Cultural Exchange Foundation

磁器の墓碑銘は李氏朝鮮時代の文人文化の標徴である。

朝鮮時代(1392-1910)は、文人貴族階級、両班(ヤンバン)と改革新儒教の同時の隆盛が特徴である。改革新儒教は文人貴族階級の権力を正当化し、朝鮮社会の全体を構造化した。王国の高位者の墓に見られる陶磁で作られた板の墓碑銘は15世紀以降の朝鮮エリートの物質文化を深く形成するこの二重の運動の証明である。
まず、試験の合格者が支配者となる中国モデルが、経済的にも文化的にも資本に恵まれ、派閥闘争をする階級に属することが高位につくことの条件であるという血統の重視と緊張関係に入る。そこから栄光ある先祖の系譜に繋がることが重視され、系図に手を入れたり、より輝かしくみせたりする慣習が始まる。たとえば死後に称号を与えたり剥奪したりするのがそれだ。
そういうなかで、陶磁板の墓碑銘は、死者の継承したものを明示すると同時に死者の理想化された生涯を語るという機能を持ち、死者をその家の輝かしい先祖の中の一人に加える役を果たす。この陶器板はまた、新儒教精神が高く評価した慎みを体現するかのような厳かな芸術に対する文人階級の好みを示すものと考えられる。それは色彩がほとんどないことが特徴的で、不均一なところを隠すことは作品の美を不毛にするとして技術的な仕上げを拒否した、朝鮮時代の他の陶磁作品と比較対照される。
イ・キョンジク(1577-1640)の墓碑銘はその典型的な例であるが、陶磁板21枚に及ぶテクストの長さと、釉下彩にコバルト・ブルーでなく茶を使った色使いによって例外的なものともなっている。
 

Auteur du fichier : Mael Bellec
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