Sculpture en bronze en forme de melon

Nakajima, Yasumi II

Vers 1960
Bronze
Vase
H. 25.5 x D. 28 cm
M.C. 2013-2
Don manuel, Société des Amis du musée Cernuschi

赤みがかった茶色に美しく変色したこの花瓶は、小球状で襞飾りがあり、その襞の延長が縁となっている。襞はみな真ん中にある一本の縦の稜で強調されている。青銅と鉄の冶金は日本では紀元前3世紀(弥生時代)から行われた。6世紀に仏教が伝来し、急速に発展するにともなって大きく発展した。銅合金の花瓶は仏像の前の供物台に香炉と並んで置かれていたものだ。
何世紀もを経て今日まで、華道に使われるこの花瓶類は、寺院の必要や民間の寄進者の注文に応えて、大量に流通し続けている。しかし、茶道の発達に伴って新しい形が生まれた。中国の花瓶に想を得たものもある。また日本が西洋に対して開かれてからも新しい形が生まれ、幾人かの芸術家たちは、この材質を装飾的な造形に特に選んで用いた。1925年のパリの装飾芸術展覧会の後、日本の青銅器作家たちはアール・デコの強い影響を受けた作品を産む。
襞のついた花瓶類の形は、江戸時代(1600-1868)の作品であるとされている。おそらく野菜や植物に想を得た形がこの時代に好まれたこととの関連からだろう。しかしながら、中島保美二世の作品に見られる明確な稜、盛り上がった形、ベースと開口部の対称性は、その作品をそれ以前のものと明瞭に画しており、近代的な新しさを感じさせる。
中島保美二世は、保美一世の長男として大阪に生まれた。仙台の国立工芸学校を卒業し、通産省が開催した輸出のための美術工芸博覧会に1933年に初めて出品する。パリとブエノスアイレスで展覧会。1952年に日展の北斗賞受賞。1969年に大阪府の伝統芸術名誉賞受賞。

 

Auteur du fichier : クリスティーヌ・清水
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